公務員ヒロ
公務員ヒロのお金の教室
お金とキャリアを本音で解説
ホーム›節約・固定費›11月1日から電気代はいくら上がる?託送料金の見直しを電力会社の公式発表でエリア別に整理【2026年】
節約・固定費#電気代#託送料金#光熱費

11月1日から電気代はいくら上がる?託送料金の見直しを電力会社の公式発表でエリア別に整理【2026年】

公務員ヒロ
公務員ヒロ
📅 公開: 2026.10.26🔄 更新: 2026.10.26⏱ 読了: 約9分
11月1日から電気代はいくら上がる?託送料金の見直しを電力会社の公式発表でエリア別に整理【2026年】

2026年11月1日から託送料金が見直され、電力各社が家庭向けの規制料金に反映します。東京電力エナジーパートナーは従量電灯B(30A・260kWh)で月254円、東北電力は485円、中部電力ミライズは395円、中国電力は363円、四国電力は478円、九州電力は367円、沖縄電力は590円の増加(いずれも各社の公式発表のモデルケース)。条件が会社ごとに違うため単純比較はできません。公式資料で確認できた数字だけを表にし、年間の目安と家計の対策まで、地方公務員のヒロが整理しました(2026年10月26日時点)。

📋目次(タップで折りたたみ)全 9 項目
⚠ 本記事はPR・広告を含みます。商品・サービスの紹介には、ぼくがアフィリエイトプログラムを通じて報酬を受け取る場合があります。
💡先に結論(2026年10月26日時点)
  • 2026年11月1日から託送料金が見直され、電力各社が家庭向けの規制料金に反映します(各社の公式発表)
  • 公式発表で確認できた7社のモデルケースの増加額は、月254円〜590円
  • 会社ごとに契約アンペア・使用量・前提が違うので、金額の大小をそのまま「どの会社が高いか」とは読めません
  • 11月は電気・ガス料金支援の終了と重なります。公表されたモデルの増加額に、支援の割引がなくなる分は含まれていない会社があります
  • 対策は大きく3つ。①自分の契約先の改定内容を確認、②使用量と契約アンペアの見直し、③冬の固定費をまとめて把握

「11月から電気代が上がる」という話は、補助の終了と託送料金の見直しが一緒に語られて、何がいくら変わるのか分かりにくくなっています。

ヒロ

31歳・地方公務員のヒロです。
この記事では、電力会社の公式発表で確認できた数字だけを並べます。確認できなかった会社の金額は書いていません。
「たとえば〜な家庭なら」という例は、公式モデルを使った計算例で、ぼく自身の請求額ではありません。

1. 託送料金の見直しとは

電気料金には、送電線や配電線を使うための「託送料金」が含まれています。各地の一般送配電事業者が国の承認を受けた収入の見通しをもとに、単価を決めています。

東北電力の発表によると、物価・労務費・金利の上昇で必要な投資額が増えたとして、2026年7月10日に収入の見通しの変更承認を申請し、9月4日に国の承認を得て、9月11日に新しい託送料金が公表されました。適用は2026年11月1日です。

電力会社は、この変動分を小売の料金(基本料金と電力量料金)に反映します。燃料費調整とは別の仕組みです。

2. 公式発表で確認できたエリア別の増加額

各社が公表した「平均的なモデル」の月額です。契約種別・アンペア・使用量が違うので、条件も一緒に載せます。

電力会社モデルの条件増加額(月)
東京電力エナジーパートナー従量電灯B・30A・260kWh(9,307円→9,561円)+254円
東北電力従量電灯B・30A・260kWh+485円
中部電力ミライズ従量電灯B・30A・260kWh(9,252円→9,647円)+395円
中国電力従量電灯A・260kWh(8,742円→9,105円)+363円
四国電力従量電灯A・260kWh(8,894円→9,372円)+478円
九州電力従量電灯B・30A・250kWh(6,876円→7,243円)+367円
沖縄電力従量電灯・260kWh(9,174円→9,764円)+590円
📝この表の読み方
  • 金額には消費税、燃料費調整額、再エネ賦課金が含まれます。ただしどの月の燃料費調整額を使うか、国の支援の割引を含めるかは会社ごとに違います
  • たとえば中部電力ミライズは2026年11月分の燃料費調整額、中国電力・沖縄電力は10月分、九州電力は国の支援の割引を含む10月分の燃料費調整額で計算しています
  • 「+254円」と「+590円」の差は、そのまま会社の値上げ幅の差とは言えません。自分の契約の条件で見るのが基本です
  • 関西電力と北海道電力も11月1日に見直す予定ですが、この記事では公式資料の本文で金額を確認できなかったため、金額は載せていません。北海道電力は規制料金について2026年9月25日に届出済みと案内しています

見直しの中身は「基本料金の上がり方」が大きい

東京電力エナジーパートナーの発表では、従量電灯B・30A・260kWhのモデルで基本料金が935.25円から1,176.18円へ240.93円上がり、電力量料金の増加は13.00円分です。合わせて約254円です(240.93+13.00=253.93)。

東北電力は、基本料金が10Aあたり41.11円、電力量料金が1kWhあたり1.39円の引き上げです。30A・260kWhで計算すると、41.11×3+1.39×260=約485円で、発表の485円と合います。

つまり多くの家庭では、電気を使う量を減らしても、基本料金の上がった分は残ります。使用量の節約だけでなく、契約アンペアの見直しにも意味があります。

3. 年間でいくら?目安の計算

モデルケースの増加額が毎月続いたと仮定した、12か月分の単純換算です。

電力会社月の増加額12か月分の目安
東京電力エナジーパートナー254円3,048円
東北電力485円5,820円
中部電力ミライズ395円4,740円
中国電力363円4,356円
四国電力478円5,736円
九州電力367円4,404円
沖縄電力590円7,080円

年間で3,000円〜7,000円台という範囲です。ただし、実際は季節と使用量で変わります。暖房を使う冬は電力量が増えるので、電力量料金の上がり幅の分だけ上振れすることがあります。

4. 11月は「支援の終了」と重なる

沖縄電力の発表には、「国の電気料金支援による割引は2026年10月分で終了」と書かれています。九州電力の試算も、国の支援の割引(1kWhあたり▲3.50円)を含んだ条件です。

たとえば九州電力の試算条件の250kWhで、割引が3.50円なら、単純計算で250×3.50=875円に当たります。この分は、割引がなくなると別に負担が増える計算です。

だから、11月以降の電気代は「託送料金の増加額」だけでなく、支援の割引がなくなる分と、毎月の燃料費調整額の動きも合わせて見る必要があります。

詳しい経緯は、『電気・ガス支援は9月使用分で終了|値上がりは11月の請求から』と『2026年秋、家計に何が起きるか』にまとめています。

5. 家計の対策:確認する順番

💡今週やっておくこと
  1. 契約先の改定のお知らせを開く:会社名・プラン名・契約アンペアを確認し、公式の影響額シミュレーションがあれば試す
  2. 11月分の請求書で、基本料金と電力量料金の単価を見る:いつもの明細と並べると変化が分かる
  3. 契約アンペアが多すぎないか確認:基本料金が上がるので、ブレーカーが落ちない範囲で見直せるか考える(同時に使う機器の数で決めます)
  4. 冬の使用量を前年の同月と比べる:暖房が増える12月〜2月に、どれだけ使ったかを見る
  5. 自由料金プランの方は、約款改定の通知を確認:新電力にも託送料金の反映を案内する会社があります

使用量を減らす工夫は、基本料金の増加分は減らせませんが、電力量料金の分には効きます。ほかの固定費との合計で見ると、やることが整理しやすくなります。

PR|公式サイト

冬の光熱費は、まとめて見ると対策しやすくなります。

マネーフォワード MEは銀行・カード・電子マネーを連携しておくと、支出が自動で分類されます。電気・ガス・灯油を月ごとに並べると、去年の冬との差や、負担が集中する月が見えてきます。無料から使えます。対応している金融機関は公式サイトでご確認ください。

マネーフォワード MEを見る →

※当サイトはアフィリエイトプログラムを使用しています

6. 冬の固定費は、ボーナス前にまとめて見る

11月〜12月は、ほかにも家計の前提が動く項目が重なります。

12月の冬のボーナスの使いみちを考える前に、冬の固定費の増える分を先に取り分けておくのもひとつの方法です。『公務員の冬のボーナス2026』も参考にしてください。

まとめ

  • 2026年11月1日から託送料金が見直され、電力各社が家庭向けの料金に反映します
  • 公式発表で確認できた7社のモデル増加額は月254円〜590円。条件が違うので単純比較はできません
  • 基本料金の上がり幅が大きく、使用量を減らしても残る分がある
  • 11月は支援の割引の終了と重なるので、請求書で実際の金額を確認する
  • 自分の契約先の発表を見るのが、いちばん確実です

この記事は一般的な情報の整理であり、特定の電力会社や料金プランをおすすめするものではありません。最新の金額・条件は、各社の公式発表でご確認ください。

参考にした一次情報

この記事をシェア
この記事を書いた人
公務員ヒロ

公務員ヒロ

30代地方公務員 / 資産1,000万円超達成(民間→地方公務員)

「給料だけで資産1,000万円を超えるまでにやったことを、再現性重視で発信中。難しい知識は不要。」

新NISA(旧NISAから継続)SBI証券・楽天証券クレカ積立楽天経済圏