公務員のiDeCo完全ガイド【2024年12月引上げ対応】月2万円で年間4.8万円の節税

公務員のiDeCoは2024年12月から掛金上限が月1.2万円→月2万円に引上げ。31歳・地方公務員の私が、公務員こそiDeCoをやるべき理由・おすすめ金融機関・NISAとの使い分けを実例ベースで解説します。
📋目次(タップで折りたたみ)全 14 項目
1. 結論:公務員こそiDeCoをやるべき。2024年12月から月2万円に引上げ
いきなり結論から。公務員は iDeCo に超向いています。理由はシンプルで、掛金が全額所得控除になるから。

31歳・地方公務員のヒロです。
僕はNISAの裏でこっそりiDeCoも月1.2万円やってる。
2024年12月から月2万円に引上げになったから、これから始める人はむしろラッキー!
この記事では、公務員目線で「いくら節税できるのか・NISAとどう使い分けるのか・どの金融機関がいいのか」を全部まとめます。
- 公務員のiDeCo掛金上限(2024年12月から月2万円に引上げ)
- 年収別の節税効果 早見表
- NISAとiDeCoの使い分け
- 公務員向けおすすめ金融機関(楽天証券・SBI証券)
2. iDeCoとは(公務員向け超ざっくり説明)
- 掛金が全額所得控除(所得税+住民税が安くなる)
- 運用益が非課税(NISAと同じ)
- 受取時も退職所得控除 or 公的年金等控除が使える
一方、最大のデメリットは**「原則60歳まで引き出せない」**こと。老後資金専用の制度なので、流動性は犠牲になります。

NISAは「いつでも引き出せる」、iDeCoは「60歳まで引き出せない」。
この違いを理解した上で、NISA > iDeCo の優先順位で始めるのがセオリー。
3. 公務員の掛金上限【2024年12月から月2万円に引上げ】
ここが今、一番大事なポイント。
| 時期 | 公務員の掛金上限 | 年間 |
|---|---|---|
| 〜2024年11月 | 月12,000円 | 144,000円 |
| 2024年12月〜 | 月20,000円 | 240,000円 |
公務員は長らく月1.2万円(年14.4万円)で固定されていましたが、2024年12月から月2万円(年24万円)に大幅引上げされました。つまり約1.7倍に増えた計算です。
退職等年金給付(退職金の一部)との合算で月5.5万円が上限という新ルールになりました。
公務員の退職等年金給付は平均月3.5万円前後なので、残り枠の月2万円がiDeCoに使えるという整理です。
4. 年収別 節税効果 早見表(独身・扶養なし)
「結局いくら戻ってくるの?」が一番気になるところ。公務員の年収別に試算しました。
| 年収 | 月掛金 | 年間節税額 | 10年間の節税総額 |
|---|---|---|---|
| 年収300万円(所得税5%+住民税10%) | 月2万円 | 約 36,000円 | 約 36万円 |
| 年収400万円(所得税10%+住民税10%) | 月2万円 | 約 48,000円 | 約 48万円 |
| 年収500万円(所得税10%+住民税10%) | 月2万円 | 約 48,000円 | 約 48万円 |
| 年収600万円(所得税20%+住民税10%) | 月2万円 | 約 72,000円 | 約 72万円 |
| 年収700万円(所得税20%+住民税10%) | 月2万円 | 約 72,000円 | 約 72万円 |
| 年収800万円(所得税23%+住民税10%) | 月2万円 | 約 79,200円 | 約 79万円 |

例えば僕(年収470万円)なら年間4.8万円の節税。
月2万円積立てて、実質のコストは1.6万円。運用益までつけば公務員最強の制度だよ。
5. NISAとiDeCoの使い分け
「NISAもあるのに、なんでiDeCoも?」という疑問に答えます。
| 項目 | 新NISA | iDeCo |
|---|---|---|
| 年間上限 | 360万円 | 24万円(公務員) |
| 掛金の所得控除 | なし | 全額控除 |
| 運用益の非課税 | ○ | ○ |
| いつ引き出せるか | いつでもOK | 60歳以降 |
| 手数料 | ほぼゼロ | 月171円〜(運営管理手数料) |
優先順位:NISA > iDeCo
結論としてはNISAを先に満たして、余力があればiDeCoです。
NISA だけでどこまで増やせるかは 新NISAで月3万円を20年積立てたらいくら? と 新NISA 成長投資枠の使い方 で詳しく解説しています。
- 生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を現金で確保
- NISAのつみたて枠を月10万円埋める
- 余力があれば iDeCoで月2万円(節税目的)
- さらに余力があれば NISAの成長投資枠

僕もこの順番。iDeCoは「節税したい」という動機が強い人向け。
60歳まで引き出せないのはやっぱり大きな制約だから、まずはNISAを優先するべき。
6. 公務員にありがちな「iDeCoやらない理由」への反論
よく聞く「やらない理由」に答えます。
Q. 退職金あるからiDeCoいらないのでは?
A. 退職金とiDeCoは受け取り方を工夫すれば"両取り"できます。
退職所得控除は勤続年数で決まるため、公務員の30〜40年勤務なら枠が非常に大きい(2000万円超)。iDeCoを退職金と同じ年に受け取っても、控除枠に収まることが多いです。
Q. 60歳まで引き出せないのが不安
A. それ以外の生活資金は NISA・現金で確保すればOK。
iDeCoは**老後資金"専用"**として割り切る。公務員は解雇リスクが低いので、60歳まで引き出せなくても困りにくいはずです。
Q. 手数料がかかるんでしょ?
A. 楽天証券・SBI証券なら口座管理手数料は月171円。年2,052円。
年間節税額(年4〜8万円)に比べれば誤差レベル。昔の"ぼったくり銀行iDeCo"時代とは別物です。
メガバンクや地銀のiDeCoは月500〜600円の手数料がかかるところもあります。
**必ずネット証券(楽天証券・SBI証券・マネックス証券)**で口座を開きましょう。
7. 公務員におすすめの金融機関
結論、楽天証券 or SBI証券の二択です。
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 運営管理手数料 | 0円 | 0円 |
| 信託銀行・国民年金基金連合会への手数料 | 月171円 | 月171円 |
| おすすめ銘柄 | 楽天・オールカントリー | eMAXIS Slim 全世界株式 |
| アプリ・画面の使いやすさ | ○ | ○ |
| 楽天経済圏連携 | ◎ | ー |
楽天カードをメインで使ってる人は楽天証券、三井住友カードメインの人はSBI証券、というシンプルな選び方でOK。どちらを選んでも大きな差はありません。
8. おすすめの買付銘柄
iDeCoもNISAも、買うべき銘柄は基本同じです。
- 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(信託報酬0.0561%)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(信託報酬0.05775%)
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド(信託報酬0.077%)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(信託報酬0.05775%)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(信託報酬0.09372%)
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(信託報酬0.1022%)

NISAで買ってる投信と同じものを買えばOK。
銘柄を分ける必要は全くないから、迷ったらオルカン1本で十分!
9. 申込みから運用開始までの流れ
iDeCoは申込みに2〜3ヶ月かかることだけ注意。
- 楽天証券 or SBI証券でオンライン申込み(所要時間10分)
- 書類が郵送で届く → 必要事項を記入して返送
- 勤務先に「事業主の証明書」を書いてもらう(公務員なら人事課が対応)
- 返送後、約2ヶ月で審査完了
- 初回掛金の引落しがスタート(審査完了月の翌月から)
公務員は人事課(任命権者)に事業主の証明書を依頼する必要があります。
「iDeCoやりたいので書いてください」で済む話ですが、人事課によっては手続きに2週間かかることもあるので早めに。
10. まとめ
公務員のiDeCoまとめ
- ✓2024年12月から掛金上限が月1.2万円→月2万円に引上げ
- ✓年収500万円なら年48,000円の節税
- ✓優先順位はNISA > iDeCo(余力があれば両方)
- ✓60歳まで引き出せない老後資金専用制度と割り切る
- ✓口座は楽天証券 or SBI証券(運営管理手数料0円)
- ✓銘柄はNISAと同じオルカン or S&P500でOK
- ✓申込みから運用開始まで約2〜3ヶ月かかるので早めに
公務員は安定収入・解雇リスクの低さというiDeCoと最高に相性のいい属性を持っています。「NISAだけで十分」と思ってる人ほど、iDeCoを加えることで年4〜8万円の節税が手に入ることを知ってほしい。
公務員こそiDeCoで節税すべき
楽天証券なら運営管理手数料0円。月2万円積立で年間4〜8万円の節税。NISAと併用することで、公務員の資産形成は一段階加速します。
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公務員ヒロ
31歳・地方公務員・独身・実家暮らし。給料だけで資産1,000万円超を達成。SBI証券で新NISA満額活用中。「副業なし・節約と投資だけで資産は増やせる」を発信中。
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