【2026年5月版】公務員ヒロの月次経済チェック|投資判断材料3つを公開

31歳・地方公務員のヒロが、毎月1日に経済指標をチェックして投資判断に使うルーティンを公開。2026年5月版は日経6万2千円・日銀据え置き・FOMC据え置き・実質賃金・公務員カレンダー(住民税6月切替)まで。
📋目次(タップで折りたたみ)全 21 項目
1. 結論:2026年5月の3つの判断材料
毎月1日に書く予定の連載、今月だけは諸事情で5月12日公開になりました。次回からは 毎月1日に「【YYYY年M月版】公務員ヒロの月次経済チェック」で公開していきます。月次マクロを 公務員の前提条件で読み替える のがこの連載の特徴です。
- 日経平均は6万2千円台で過熱感ゾーン:5/7に史上最高値62,833.84円、5/11終値62,417円。予想PER 19.48 / PBR 1.72で『割安ではない』水準
- 日銀・FOMCともに政策金利据え置き:金融環境は『現状維持』。為替は円安157円台でじりじり推移
- 公務員固有イベント:6月から住民税が新年度に切り替わり、手取りが変わる月。共済貯金の予定利率改定もこの時期に意識

31歳・地方公務員のヒロです。
毎月1日に経済指標をまとめて、ぼくの場合どう動くかを書き残していく連載を始めます。
他のサイトでは触れられない 公務員カレンダー をセットにするのがポイントです。
- 個別銘柄の売買推奨はしません。指標と環境の整理が目的です
- 数字は2026年5月12日時点の公開情報をもとにしています
- 売買の最終判断は 自己責任 でお願いします
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関連の読み物として、日経平均4万円台の高値づかみ3チェック、インデックス継続×高配当×現金の組み合わせ方、公務員向けモデルポートフォリオの考え方もあわせてどうぞ。
2. 国内7指標チェック(CPI/実質賃金/失業率ほか)
まずは国内のマクロ指標から。先月公表分 の最新値を中心に、ざっくり方向感だけ押さえます。指標値の細かい上下より、矢印の向き を見るのがコツです。

全部の指標を頭に入れる必要はなくて、『今月は上向き/下向き/横ばい』 だけ覚えればOK。
このセクションは地図の凡例みたいなもの、と割り切ってます。
| 指標 | 直近の方向感 | ヒロの解釈 |
|---|---|---|
| 消費者物価指数(CPI・コア) | 前年比プラス継続 | 物価上昇は粘り強い。現金の実質目減りが続く前提で考える |
| 実質賃金 | 横ばい〜微マイナス | 名目賃金は上がるが物価で相殺。手取りの実感は薄い |
| 完全失業率 | 低水準で安定 | 労働需給はタイト。公務員雇用は引き続き盤石 |
| 景気動向指数 | 緩やかな改善 | 景気の山谷は穏やか。急ブレーキ局面ではない |
| 鉱工業生産 | 一進一退 | 外需と内需の綱引き。製造業セクターは振れやすい |
| 機械受注 | プラス領域でブレ | 企業の設備投資意欲は維持。先行指標として『悪くない』水準 |
| 消費者態度指数 | やや慎重 | 家計マインドは慎重姿勢。値上げ疲れがじわり |
『景気は緩やか改善、ただし家計の実感は伴わず、物価高は粘る』。投資判断としては、現金100%は実質目減りが続くゾーン という前提で読み解きます。
実質賃金まわりの構造は基礎年金の実質目減り、円預金リスクと実質賃金に詳しく書いています。
3. 国内3トピック(日経6万2千円台 / 日銀据え置き / 円安157円台)
指標の次は、ニュースとして大きく動いたトピック を3つだけ拾います。テレビやSNSが騒いだ話の中身を、公務員の家計 に翻訳していきます。

SNSは『次は暴落だ』『いや、まだ上がる』で毎日大騒ぎ。
ぼくの場合は 数字と方針 だけ拾って、騒音は無視 することにしてます。
3-1. 日経平均6万2千円台:過熱感ゾーンに入った
5/7に 62,833.84円 で史上最高値、5/11終値は 62,417円。予想PERは 19.48倍、PBRは 1.72倍。長期平均と比べると、やや割高ゾーン に入っています。
- 一括投資の判断は慎重に。ぼくの場合は積立は続けつつ、ボーナス時の一括投入は分割回数を増やす方向で調整
- 含み益が大きい人ほど、新NISAの売却益非課税 という強みが活きる局面。慌てて売る必要はないが、リバランス目線の点検は有効
- PER19倍台は『絶対の高値』ではないが、過去平均より高い ことは認識しておく
3-2. 日銀:政策金利は据え置き
直近の金融政策決定会合では、政策金利は据え置き が決定されました。市場では「次の利上げは年内のどこかか」という見方が出ていますが、現時点では タイミングは未定 です。
公務員家計への影響としては、変動金利住宅ローンの返済額が急に動く心配は当面小さい、というのがぼくの読みです。ただし、利上げ局面に入った場合の 返済額シミュレーション は今のうちに作っておきたい論点です。
3-3. 円安157円台:海外資産の円換算は膨らみやすい
USD/JPYは 157円前後 で推移。ドル建て資産を持っている人は、円換算の評価額が膨らみやすい 局面です。
逆に言うと、ここから新規にドル資産を仕込む 場合は『高値づかみ』のリスクがあるので、買付タイミングを月内で複数回に分ける などの工夫が効きます。ぼくの場合は、米国ETFの積立は通常ペースを維持しつつ、ボーナス時の追加買付だけ慎重に判断しています。
4. 海外指標と高配当ETF(VYM/HDV/SPYDの考え方)
海外指標も、矢印の向きだけ押さえます。米国は インフレ鈍化が緩慢、雇用は底堅い、景気は減速気味だが後退ではない、という地合いです。

米国マクロは『ソフトランディング期待が続いている』雰囲気。
ただし指標1つ外れるだけで相場が大きく動く、ボラの高い局面 ではあります。
4-1. 米国高配当ETFのカテゴリ整理
米国の高配当ETFは大きく 3カテゴリ に整理できます。特定銘柄の推奨はしませんが、考え方としての整理です。
| カテゴリ | 代表的な考え方 | 向く人のイメージ |
|---|---|---|
| 大型・配当中心型(VYM相当) | 配当利回り上位の幅広い銘柄に分散 | 配当の安定性とコストを重視する人 |
| クオリティ重視型(HDV相当) | 財務健全性で銘柄を絞り込み | 暴落耐性と分配金の質を重視する人 |
| 均等加重・高利回り型(SPYD相当) | 利回り上位を等ウェイトで配分 | 利回りの高さと景気敏感セクター比率を許容できる人 |
性格が違う3カテゴリ を理解したうえで、自分のリスク許容度に合うものを選ぶ のが本筋です。利回りの数字だけで選ぶと、景気敏感セクター比率が高いタイプを掴んでしまうことがあるので注意。ぼくの場合は、複数カテゴリに分けて買うことで性格の違いを平均化しています。
円安157円台では、為替コストを抑える買い方 が効きます。SBI証券の住信SBIネット銀行経由のドル決済など、為替手数料を圧縮する仕組みは要チェックです。
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米国高配当ETFを低コストで積立。住信SBIネット銀行経由のドル決済で為替コストも圧縮しやすい
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SBI証券の高配当株完全ガイドで買付フローを整理しているので、口座開設後の手順はそちらを参照してください。
5. 海外トピック(FOMC据え置き / 中東情勢)
5-1. FOMC:政策金利は据え置き
FRBは直近のFOMCで 政策金利を据え置き ました。声明文では『インフレ鈍化の確証を待つ』姿勢が強調され、利下げのタイミングは後ずれ気味 の地合いです。

FOMC前後は 円ドルが大きく動きがち。
ぼくの場合は、会合の直前・直後はドル買付を入れない ルールにしてます。
焦って動かないのが、月次マクロ派の基本姿勢。
5-2. 中東情勢:原油価格と物価への波及
中東情勢の緊張が続くと、原油価格が跳ねやすい 状況が続いています。原油はガソリン・電気代・物流コストを通じて 国内の物価高にじわじわ波及 する経路があります。
公務員の家計目線では、変動費(ガソリン・電気・食料品)が振れやすい局面が続く、という認識を持っておくのが現実的です。家計ベースの値上げ対策は2026年5月の値上げと固定費対策もあわせてご覧ください。
6. 公務員カレンダー(共済予定利率・地方ボーナス日・住民税6月切替)
ここからが この連載のオリジナル要素 です。月次マクロを公務員家計に翻訳する『公務員カレンダー』を毎月載せていきます。
- 6月の住民税新年度切替:6月給与から新年度(2025年所得ベース)の住民税が天引き開始。手取り変動を要チェック
- 共済貯金の予定利率:年度替わり前後で改定タイミングが集中する団体が多い。組合の通知を確認
- 夏のボーナス支給日(地方公務員):多くの自治体で 6月30日 が標準。資金繰り計算を5月中に
- GW明けの繁忙期切替:人事異動の引継ぎが落ち着く月。自己投資・資格学習の再開タイミング にも適している

6月は住民税が新年度に切り替わる月で、人によって手取りが数千円〜1万円単位で動きます。
ぼくの場合は、毎年5月のうちに 『6月の手取り想定』 を家計簿アプリで先に入れちゃう運用にしてます。
6-1. 住民税6月切替:何を確認するか
5月下旬〜6月上旬に 住民税決定通知書 が職場経由で配布されます。前年(2025年)の所得をベースに、今年6月〜来年5月の天引き額が決まります。ふるさと納税のワンストップ・確定申告が反映されているか を最初に確認するのが鉄則です。
詳細手順は公務員の住民税通知書チェック2026、住民税6月切替の基本に整理しています。
6-2. 夏のボーナスとNISA枠
地方公務員のボーナス支給日は 6月30日 が標準。ボーナスのうちいくらをNISAに回すか は、月次マクロを踏まえて5月中に方針を決めておくと迷いません。日経が6万2千円台で過熱感のある今は、一括ではなく数か月に分けて投入 がぼくの基本方針です。
ボーナスの使い道と全体配分は公務員の夏ボーナスとNISA活用も参考にどうぞ。
7. ぼく(ヒロ)の今月の運用判断
ここからは 個人の運用日記 です。読者向けの推奨ではありません。ぼくの場合はこう動く、という記録として残します。
- 新NISA月10万円積立:継続。日経が高値圏でも積立は止めない(積立は買付タイミング分散が目的のため)
- 米国高配当ETF枠:通常の月次買付は継続。FOMC前後の数営業日は新規買付を入れない
- ボーナス追加投入:6月ボーナスは 3か月に分割 して投入。一括投入はしない
- 現金ポジション:共済貯金の生活防衛資金(給与3か月分)は据え置き
- 個別株練習枠:今月は新規ポジションを取らない。指標発表後の落ち着きを待つ

派手なアクションはなし、が今月のアクションです。
過熱感のある月は『何もしないことを意思決定する』のが大事、と毎回自分に言い聞かせてます。
なお、上記はあくまで ぼくの前提条件(31歳・地方公務員・年収500万円・独身・実家近居) に合わせた判断です。読者の方の前提とは異なるはずなので、自己責任 で組み替えてご活用ください。
8. 来月見るべき3つの数字
最後に、6月版を書くときに重点的に見る予定の数字 を3つ挙げておきます。読者の方も、これを意識しておくと6月版の理解が早くなります。
- 5月のCPI(消費者物価指数):物価高がさらに粘るのか、鈍化に転じるのか
- 5月の実質賃金:賃上げが物価高を上回ったか(プラス転換のタイミング)
- 日銀6月会合の地ならし発言:利上げの距離感を測る材料
これに加えて 公務員カレンダー としては、6月給与の住民税新年度反映、6月末のボーナス支給 が大きなイベント。家計簿の月次サマリーで『住民税が変わる前後で手取り推移をどう見るか』も来月のテーマにします。
9. よくある質問(FAQ)
A. ぼくの場合は『判断材料の整理』として使っていて、これだけで売買を決めているわけではありません。月次マクロは『環境がどっちに傾いているかを把握する地図』であって、個別の売買シグナルではない、という割り切りが大切です。最終判断は必ずご自身の前提条件と一次情報を踏まえて、自己責任で行ってください。
A. 『大丈夫』と断言はできませんが、ぼくの場合は積立を止めていません。理由は、月次積立は購入価格の平均化が目的なので、高値で買う月と安値で買う月の両方を経験して初めて機能するからです。一括投資の判断は別問題で、こちらはより慎重に考える必要があります。最終判断は自己責任でお願いします。
A. 公務員にだけ関係する『お金イベント』を月単位でまとめたもので、ヒロが独自に整理しています。たとえば6月の住民税新年度切替、夏冬のボーナス支給日、共済貯金の予定利率改定タイミングなどです。民間向け発信では触れられない論点なので、月次マクロと組み合わせて見ると判断がブレにくくなる、というのがぼくの実感です。
A. ETFの個別銘柄を『買え』とはお伝えできませんが、考え方として、VYM・HDV・SPYDなどの米国高配当ETFは『分配金で年に数回キャッシュフローが入る仕組み』が特徴です。価格の上下より分配金の安定性を重視するなら、価格水準そのものより買付タイミングの分散(複数月に分けて買う)のほうが効きやすい、というのがぼくの整理です。
A. 日銀は公式サイトの『金融政策決定会合』ページ、FOMCはFRB公式サイトの『FOMC Statements』が一次情報です。ヒロも記事を書くときは必ず公式発表を見るようにしています。SNSや要約記事は便利ですが、最後は公式の文面で確認するのが安全です。
10. まとめ+連載案内
2026年5月版・月次マクロまとめ
- ✓**日経平均6万2千円台(PER19.48倍)は過熱感ゾーン**。一括投資は慎重、積立は継続が基本
- ✓**日銀・FOMCともに政策金利据え置き**。金融環境は『現状維持』、為替は円安157円台でじりじり
- ✓**米国高配当ETFは3カテゴリの性格差** を理解したうえで、リスク許容度に合わせて選ぶ
- ✓**公務員カレンダー:6月住民税新年度切替・6/30ボーナス支給日・共済貯金予定利率の改定タイミング**
- ✓**ヒロの今月の判断は『派手なアクションなし』**。NISA積立継続、ボーナスは3分割投入
- ✓**来月チェックする3つの数字**:5月CPI / 5月実質賃金 / 日銀6月会合の地ならし発言
- ✓本連載は **毎月1日に最新版を公開** していきます(6月版は2026年6月1日公開予定)

月次マクロ連載、第1回読んでくれてありがとうございます!
次回は 2026年6月1日公開予定。
住民税新年度切替・夏ボーナス支給と重なる重要月なので、お楽しみに。
連載を見逃さないために
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並行して読みたい関連記事は日経4万円台の高値づかみ3チェック、インデックス継続×高配当×現金の組み合わせ方、公務員向けモデルポートフォリオの考え方です。
免責事項
本記事は、特定の金融商品・銘柄の購入を推奨するものではありません。記載した経済指標・株価・為替レート等は2026年5月12日時点の公開情報に基づくもので、将来の動向や投資成果を保証するものではありません。記事中の運用判断はヒロ個人の前提条件(31歳・地方公務員・年収500万円・独身・実家近居)に基づくものであり、読者の方の状況に必ず適合するわけではありません。投資判断は、必ずご自身の責任で、最新の一次情報(日本銀行・FRB・金融庁等の公式発表)を確認のうえ行ってください。本記事の情報をもとにした投資判断による損失について、筆者および当サイトは一切の責任を負いません。
出典・参考
- 日本銀行「金融政策決定会合」: https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/index.htm
- FRB「FOMC Statements」: https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/fomccalendars.htm
- 総務省統計局「消費者物価指数」: https://www.stat.go.jp/data/cpi/
- 厚生労働省「毎月勤労統計調査」(実質賃金): https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/30-1.html
- 日本取引所グループ「株式相場表(指数)」: https://www.jpx.co.jp/
- 金融庁「NISA特設ウェブサイト」: https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/
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