お盆の帰省費用はいくら?帰る派・帰らない派の家計整理【2026年版】

2026年のお盆帰省、費用はどのくらいかかるのか。JTB調査の国内平均48,500円や世帯別の目安、新幹線の繁忙期料金・高速の割引除外といった『割増の正体』を家計目線で整理します。帰る派・帰らない派それぞれのお金の考え方を、2026年7月時点の情報でまとめました。
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お盆が近づくと、職場でも「今年は実家に帰る?」という話題が増えてきます。ぼく(ヒロ)は実家暮らしなので帰省の予定はないのですが、同僚の話を聞いていると、帰るか帰らないかを「なんとなくの気分」で決めて、あとから出費に驚いている人が少なくありません。
この記事では、2026年のお盆帰省を「感情」ではなく「家計」で整理します。費用の実像、繁忙期に料金が上がる仕組み、抑えるためのチェックリスト、そして「帰らない」という選択の家計上の考え方まで、2026年7月時点で分かっている情報をもとにまとめました。
💡 この記事の結論
- 2026年のお盆はカレンダー通りで8月13日(木)〜16日(日)の4連休。有給2日で最大9連休(8/8〜8/16)。
- JTB調査では国内旅行の平均予定費用は1人48,500円(前年比103.2%)。人数は減り、単価は上がる傾向。
- 費用が膨らむ主因は「新幹線の繁忙期料金」「高速の休日割引が除外」「飛行機の変動運賃」の3つ。
- 帰らない人はひとり暮らしで約6割。経済的理由は約1割で、多くは心理・生活面の理由。
- 帰る・帰らないは好みの問題。ただし「いくらかかるか」を先に数字にしておくと、どちらを選んでも後悔が減ります。
まずは、帰省の出費を1枚のカードにまとめておくと、金額の把握とポイント還元の両方がラクになります。
帰省費用の実像 ── 世帯別のざっくり目安
JTBの2026年夏の旅行動向調査によると、旅行者総数は7,117万人(前年比95.4%)と減る一方で、国内旅行の平均予定費用は1人あたり48,500円(同103.2%)と上昇しています。つまり「行く人は減ったが、1回あたりの単価は上がっている」という構図です。
世帯構成別に見ると、幅はかなり大きくなります。以下はメディアの集計値であり公式統計ではありませんが、目安としては参考になります。
- 一人暮らし:おおむね1〜5万円。交通費が中心で、距離次第で大きく変動。
- 子ども連れの家族:おおむね5〜15万円。人数分の交通費と宿泊費が重くのしかかる。
- 40代・家族4人の例:交通費で3.5万円前後、宿泊で5万円前後という規模感も。
ポイントは、帰省総額のうちおよそ6割が「交通費+宿泊費」で占められるという点です。お土産やお盆玉より、まず交通と宿泊をどう組むかが家計への影響を大きく左右します。固定費の見直しと同じで、金額の大きいところから手をつけるのが効率的です。固定費側の考え方は7月の値上げに合わせて固定費を先回りで見直す記事も参考になります。
繁忙期に料金が上がる「割増の正体」3つ
「お盆は高い」と感じる背景には、はっきりした仕組みがあります。正体を知っておくと、どこを避ければよいかが見えてきます。
1. 新幹線のシーズン別料金
新幹線の指定席特急料金は時期で変わり、最も高い「最繁忙期」は通常期より+400円になります。2026年の設定は路線・会社で異なり、JR東海・JR西日本はおおむね8月7日・8日・15日・16日が最繁忙期にあたります。一方、JR東日本系の路線は8月10日〜19日など期間の取り方が異なるため、利用する路線ごとに公式情報での確認が必要です。
さらに、割引きっぷにも制約があります。「EX早特21」は2026年のお盆(8月7日〜16日)が設定除外。「EX早特セール」は東京〜新大阪12,000円などの設定があるものの、上りは8月7日〜10日、下りは8月13日〜16日と限定されています。使える日と使えない日がはっきり分かれる点に注意してください。
2. 高速道路の休日割引が「全面除外」
車で帰る人が見落としがちなのが、お盆期間は高速道路の休日割引が適用除外になることです。2026年度は年38日が除外対象で、3連休なども含まれます。「休日だから3割引だろう」と当てにしていると、想定より高くつきます。
ただし、時間帯によっては使える割引もあります。**深夜割引(0時〜4時に対象区間を走行)**は有効なので、渋滞回避も兼ねて時間帯をずらす手はあります。
3. 飛行機の変動運賃
航空券は需要に応じて価格が動く変動運賃が主流です。例えば羽田〜福岡の往復で約3万円〜が一つの目安とされますが、これはあくまで目安で、予約のタイミングによって幅があります。傾向としては約40日前などの早い時期に予約すると下がりやすい一方、直前になるほど高くなりがちです。
なお、夜行バスも例外ではありません。東京〜大阪はお盆期間に1.1万〜1.8万円程度まで高騰することがあり、「バスなら常に格安」とは限らない点に留意しましょう。
コスト最適化チェックリスト
帰ると決めたら、次の4点を早めに押さえておくと出費を抑えやすくなります。
- 早割はおよそ40日前から動く ── 航空券も宿も、日程が固まったら早めに確保する。
- 最繁忙期を1日ずらす ── 新幹線のシーズン料金は日付次第。ピークを1日避けるだけで下がる場合がある。
- 車は深夜割引(0〜4時)を狙う ── 休日割引は除外でも、深夜帯なら割引対象。渋滞回避にもなる。
- 夜行バスと新幹線・飛行機を必ず比較する ── お盆はバスも高騰するため、「安いはず」と決めつけず総額で比べる。
帰省先との連絡や現地でのやり取りが増える時期だからこそ、通信費のような固定費も一度見直しておくと、年間の家計にじわじわ効いてきます。
同時に7月末は税金の支払いも重なりやすい時期です。帰省費用と支払いのタイミングがぶつかると家計が苦しくなるので、7月末のダブル納期(予定納税と固定資産税)の記事もあわせて資金繰りを確認しておくと安心です。
「帰らない」という選択の家計整理
ここで視点を変えます。実は、帰省しない人はけっして少数派ではありません。2025年のひとり暮らしを対象とした調査(808名)では、**帰省する人が27.5%、しない人が約60%**という結果でした。しかもその理由は心理面・生活面が中心で、経済的な理由は約1割にとどまります。
JTBの調査でも、旅行に「行かない理由」の上位は①混雑(29.2%)②家計に余裕がない(26.3%)③家でのんびりしたい(25.9%)と続きます。つまり「帰らない・出かけない」は、お金だけでなく過ごし方の選択でもあるということです。
家計目線で整理するなら、やることはシンプルです。帰省したらかかるはずだった金額を一度書き出すことです。交通費・宿泊費・お土産・お盆玉を合計すると、世帯によっては数万円〜十数万円になります。
その上で、帰らない場合の支出と比べます。オンライン帰省(ビデオ通話)なら通信費の範囲内。お盆玉を渡すとしても、相場は1,000〜4,000円台が最多、平均予定額は6,100円(あおぞら銀行調べ)です。仮に帰省で8万円かかるところを、お盆玉6,100円+αで済ませられれば、その差額がまるごと「浮いたお金」になります。
大切なのは、この浮いたお金をそのまま口座に眠らせないことです。金額を可視化して「今年は帰省しない分、◯万円を積立に回す」と決めておくと、帰らない選択に家計上の納得感が生まれます。帰省の有無にかかわらず、8月は家計の方針を見直す良いタイミングです。制度面の変化としては公務員の配偶者扶養手当の見直しに関する記事もチェックしておくとよいでしょう。
まとめ
2026年のお盆は、8月13日〜16日の4連休(有給2日で最大9連休)。旅行単価は上がり、新幹線のシーズン料金・高速割引の除外・飛行機の変動運賃という「割増の仕組み」がそろっています。
帰るなら早割と日程調整で総額を抑える。帰らないなら浮いたお金を数字にして積立へ回す。どちらを選んでも、先に金額を把握しておくことが、あとから後悔しないいちばんの近道です。感情ではなく家計で整理して、自分に合ったお盆の過ごし方を選んでください。
⚠️ 本記事のご利用にあたって(免責)
本記事は2026年7月時点で公表されている各種調査・報道等をもとに、一般的な情報として作成したものです。運賃・料金・割引の設定、各種調査の数値は時期や事業者によって変わり、記載の金額はあくまで目安・幅のあるものです。実際にご利用・ご予約の際は、必ず各交通機関・事業者・自治体などの公式情報で最新の内容をご確認ください。本記事は特定の商品・サービスの購入や契約を勧誘するものではなく、記載内容に基づく判断はご自身の責任でお願いいたします。
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公務員ヒロ
30代地方公務員 / 資産1,000万円超達成(公務員8年目)
「給料だけで資産1,000万円を超えるまでにやったことを、再現性重視で発信中。難しい知識は不要。」

