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新NISA"暴落耐性"テスト──過去30年の最大ドローダウンに耐えられるか?【積立継続シミュレーション】

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📅 公開: 2026.05.08⏱ 読了: 約14
新NISA"暴落耐性"テスト──過去30年の最大ドローダウンに耐えられるか?【積立継続シミュレーション】

リーマン-57%、ITバブル-49%、コロナ-34%。もし今これが起きたら、あなたは積立を続けられますか?過去30年の暴落データと、積立を止めた人と続けた人の最終リターン差を、公務員ヒロが数字で検証します。

📋目次(タップで折りたたみ)25 項目

1. 結論:暴落で積立を止めた人が、最終的に一番損をする

最初に身も蓋もないことを言います。

新NISAで一番損をする人は 「暴落そのものを食らった人」ではなく「暴落時に積立を止めた人・売った人」 です。

過去30年のS&P500を見ると、最大ドローダウン(高値からの下落率)は -57%(リーマンショック)。資産が半分になる衝撃に耐えきれず売却してしまった人と、淡々と積立を続けた人で、20年後のリターンには 数百万円〜1,000万円単位の差 がついています。

ヒロ

ぼくも31歳・公務員で、コロナショックを実際に経験したよ。
評価額が一時マイナス20万円くらいになって、本気でビビった。
それでも続けられた理由は、事前に「行動ルール」を決めてあったから。

💡この記事でわかること
  • 過去30年で起きた主要暴落の最大下落率と回復期間(リーマン・ITバブル・コロナほか)
  • 暴落時に「積立継続」した人と「売却」した人の最終リターン差(具体的な数字)
  • 売却して相場に戻れなかった場合の機会損失シミュレーション
  • 暴落時に狼狽売りしないための「行動ルール3つ」
  • 公務員ヒロが実際に決めている狼狽売り防止策
  • 同じ目標を持つ仲間と励まし合う「投資の学校」という選択肢

数字で見れば、答えは決まっています。「耐える」と決めて始めるか、「耐えられないから始めない」を選ぶか。この記事を読み終わるころには、そのどちらかにハッキリ振り分けられるはずです。

2. 過去30年の主要暴落──最大ドローダウン早見表

まずは事実から。S&P500で起きた直近30年の主な暴落を、最大下落率と回復までの期間で並べます。

イベント発生時期最大下落率高値更新までの期間
ITバブル崩壊2000-2002年約-49%約7年
リーマンショック2007-2009年約-57%約5年4ヶ月
コロナショック2020年2-3月約-34%約5ヶ月
2022年インフレ下落2022年約-25%約2年

出典:S&P Dow Jones Indices、Bloomberg、Morningstar 各社公開データを基にヒロブログで整理(2026年5月時点)。

注目すべきはこの3点。

  • 下落率の最大値は -57%(リーマンショック)。資産が約半分になった
  • 回復期間は最短5ヶ月、最長で約7年。「永遠に戻らない」暴落は存在していない
  • どの暴落も最終的に 過去最高値を更新 している

「-57%」が体感的にどれくらいキツいか

数字だけ見ると「半分か、まあ仕方ない」と思えますが、現実はもっと重いです。

たとえば積立元本500万円・評価額700万円まで育っていた口座が、リーマン級の暴落で 約300万円 まで縮みます。たった半年で、上がっていた利益200万円が消え、さらに元本も200万円目減りする という体験。

ニュースは毎日「歴史的暴落」「世界恐慌の再来」と煽りまくるので、画面を見るたびに胃がキリキリします。これに耐えられるかどうか、というのが「暴落耐性テスト」の本質です。

⚠️ドローダウンとは?

ドローダウン(drawdown)とは、ある時点の高値から現在値までの下落率のこと。たとえば100万円が60万円まで減れば「ドローダウン -40%」。最大ドローダウン は、過去のある期間で最も大きく落ち込んだ瞬間の下落率を指します。投資のリスクを測る代表的な指標です。

3. 積立継続シナリオの最終リターン(具体シミュレーション)

ここからが本題です。月3万円・15年積立 という条件で、途中にリーマン級の暴落が来た場合の最終リターンを試算してみます。

シミュレーションの前提はこちら。

  • 積立額:月3万円(年36万円)
  • 期間:15年(180ヶ月)
  • 投資先:全世界株式(オルカン)相当のインデックス
  • 期待平均リターン:年率5%
  • 5年目に「-50%の暴落」が発生し、その後3年かけて回復するシナリオ
行動パターン15年後の評価額積立元本差額(増えた分)
A. 何もせず積立を継続約780万円540万円約+240万円
B. 暴落時に全額売却して現金待機約410万円180万円(5年分)約+230万円
C. 暴落時に積立を停止、回復後に再開約620万円432万円約+188万円

数字はあくまで概算ですが、結論は明確です。

  • A(継続)が最も増える:暴落の安値圏で買い増せた分が、後半に効いてくる
  • B(売却)は元本ベースの利益額は近いが、絶対額が大きく劣後
  • C(停止)は中間。意外と差は出る
ヒロ

「-50%」を食らった瞬間は、誰でもBやCを選びたくなる。
でも数字は嘘をつかない。長期で勝つのはAなんだ。

なぜ「継続」が強いのか

理由はシンプルで、ドルコスト平均法が暴落時に最大の威力を発揮する から。

評価額が半分になった瞬間、同じ3万円で買える口数(くちすう)は2倍になります。つまり暴落中は「いつもの倍買えるバーゲン期間」。ここで積立を止めるのは、セール初日に店から逃げ出すのと同じ行為です。

過去のデータを並べると、回復局面の最初の1年で大きく戻す のが歴史のパターン。リーマンショック底(2009年3月)からの1年でS&P500は約+70%戻しました。コロナショック底(2020年3月)からの1年では約+75%。この反発を取り逃すと、回復後の評価額は別物になります。

4. 売却してしまった人の機会損失(数字で見る)

「Bパターン(売却)」の人がその後どうなるか、もう少し細かく見ていきます。

ありがちなのは、底値で売って、回復が確認できてから戻る という行動。具体的には「-40%まで耐えたが、-50%で限界が来て売却。半年後にニュースで反発を知り、+20%戻した時点で買い直す」というパターンです。

タイミング売却 or 買い戻し概算の損失
高値での評価額(保有中)500万円
-50%地点で売却250万円で現金化
反発+20%地点で買い戻し300万円で再投資底値から+20%でエントリー
10年後(年率5%継続)約489万円機会損失 約290万円

注:上記は単純化したモデルケース。実際のリターンは投資先・タイミングで変動します。

何もせず継続していれば10年後に約780万円だった口座が、狼狽売り→高値買い戻し というよくある行動を取るだけで 約490万円 にしか育たない。約290万円の機会損失 です。

⚠️狼狽売りの本当のコスト
  • 売却益にかかる税金(特定口座なら約20%)で 再投資の元本が目減り
  • 買い戻しのタイミングはほぼ確実に「底値より高い」位置
  • その間の積立分も停止していると 複利の起点が遅れる
  • 「もう一度同じことを繰り返さない」という保証がない

つまり、暴落そのものでは資産は減りません。売った瞬間に、初めて損が確定する。 ここを腹落ちさせるのが暴落耐性テストの第1関門です。

5. 暴落時の「行動ルール」3つ──事前に決めておく

人間は、暴落の真っ只中で正しい判断はできません。だから 平時にルールを決め、暴落時はそれを機械的に実行するだけ にしておくのが鉄則です。

ヒロが推奨する「行動ルール3つ」がこちら。

ルール1:評価額は週1回しか見ない

暴落中、毎日アプリを開くと精神が削れます。評価額の確認は 週1回(たとえば日曜の夜だけ) と決めましょう。

毎日見ても積立額や運用方針は変わりません。それなら、見ない方が合理的です。証券アプリのプッシュ通知もオフにしておきましょう。

ルール2:積立設定は触らない・絶対に停止しない

クレカ積立や口座引き落としで自動化している人は、設定画面を開かない こと。「停止する」ボタンを押すまでには物理的なステップがあるので、そこに「もう一度この記事を読み返す」というワンクッションを置くと有効です。

設定変更はOK、停止と売却はNG。これだけ覚えてください。

ルール3:暴落時の「やってもいいこと」を1つだけ用意する

人間、何もできないとストレスが溜まります。暴落時に 建設的にできること を1つ持っておくと、衝動的な売却を防げます。

たとえばこんな選択肢。

  • 余剰資金で 成長投資枠の方を少しだけ買い増す(生活防衛資金は崩さない範囲)
  • 過去の暴落データを 読み返す(この記事をブックマーク推奨)
  • 家計簿を見直して、固定費を1つ下げる

「何もしない」より「ちょっと前向きなことをした」と感じられる行動を持っておくだけで、メンタルは大きく安定します。

ヒロ

ぼくはコロナショックのとき、ひたすら家計簿を見直してたよ。
スマホ代を月7,000円→2,000円に下げたら、それだけで月5,000円積立を増やせた。
「攻め」の行動に気持ちを向けるのが効くんだ。

6. ヒロが決めている「狼狽売り防止策」

ここからは、ぼく(ヒロ)が実際にやっている個人的な対策を公開します。31歳・地方公務員、新NISAは6年目です。

対策1:クレカ積立の自動化(設定を物理的に触りにくくする)

積立は 三井住友カードゴールド(NL)でクレカ積立 にしていて、SBI証券のサイトにはほぼログインしません。ログイン情報も生体認証任せで、意図的に「設定を変えるハードルを高めている」状態です。

これだけで、衝動的に売却する確率は劇的に下がります。

対策2:「行動を変える」のは紙に書いてからルール

評価額に動揺して何かしたくなったら、紙に「これからやろうとしている行動」と「その理由」を書く と決めています。

  • やろうとしていること:全額売却
  • 理由:評価額が-30%だから怖い

書いてみると、たいていは「これ、後で読み返したら絶対後悔するやつだな」と気づきます。思考を可視化することで、衝動と判断を分離する 手法です。

対策3:生活防衛資金は別口座で「触らない」

投資資金と生活費・生活防衛資金は 完全に別の銀行口座 にしています。住信SBIネット銀行の代表口座と目的別口座を使い分けて、生活防衛資金は 画面を開いてもすぐ見えない位置 に置く工夫もしています。

「投資が含み損でも、生活費は1年分ある」と知っているだけで、暴落への耐性は大きく変わります。

📝ヒロの実際のポートフォリオ(参考)
  • 新NISA(SBI証券):月10万円・全世界株式インデックス
  • 生活防衛資金:住信SBIネット銀行の目的別口座に120万円(生活費1年分)
  • 余剰現金:50万円程度(暴落時の追加投資用)
  • 評価額:約1,000万円(2026年5月時点)

※特定銘柄の推奨ではなく、あくまでヒロ個人の運用例です。

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7. 仲間を持つ価値──「投資の学校」という選択肢

暴落耐性で意外と効くのが、同じ目標を持つ仲間の存在 です。

過去の暴落時、SNSで「もう終わりだ」「全部売った」という投稿を見続けて狼狽売りしてしまった人は少なくありません。情報源を選び間違えると、メンタルは簡単に折れます。

逆に、長期積立を続けている仲間がいる環境では、こんな効果があります。

  • 暴落時に 「みんなも続けてる」と知るだけで踏ん張れる
  • 過去にコロナや2022年下落を 乗り越えた人の体験談 を直接聞ける
  • 自分のポートフォリオや積立額を 相談できる相手 がいる
  • 「やめたくなった瞬間」を 言語化して共有 することで衝動が収まる
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9. よくある質問 Q&A

Q1. 暴落で評価額が半分になったら、一度売って下がりきるのを待つべきですか?

A. おすすめしません。底打ちのタイミングを当てるのはプロでも至難の業 で、売った後に反発を取り逃すケースが大半です。リーマンショック後の最初の1年で約+70%戻したように、回復は短期間に集中します。長期積立なら「暴落時こそ続ける」が原則です。

Q2. リーマンショック級が来た場合、回復まで何年かかりますか?

A. S&P500の場合、リーマン前の高値(2007年10月)を更新したのは2013年3月頃で、約5年4ヶ月 かかりました。ITバブル崩壊からの回復は約7年と最長ですが、積立を続けていた人は指数の回復より早く含み益に転じています(安値で買い増せたため)。

Q3. 暴落中に積立額を増やすのはアリですか?

A. 余剰資金があり、生活防衛資金が崩れない範囲なら有効 です。ただし「下がるたびに買い増す」を続けると底まで追加資金が尽きるリスクも。基本は「いつもの金額を淡々と続ける」、余裕があれば成長投資枠で少し買い増す、くらいの距離感がおすすめです。

Q4. 全世界株とS&P500、暴落耐性が高いのはどちら?

A. 歴史的には全世界株(オルカン)の方が下落率が小さい傾向です。とはいえ オルカンも米国比率が約6割 なので、米国市場が崩れれば一緒に下がります。「分散の効果は限定的」と理解した上で、自分が握り続けやすい方 を選んでください。

Q5. 暴落時に積立を止めてしまいました。今からどうすればいいですか?

A. まずは 自分を責めないこと。その上で、相場の高安に関係なく今日から再開してください。過去の損失を取り戻そうと無理に増額するのはNG。元の積立額・元の銘柄に戻し、次の暴落で同じ失敗をしないための仕組み(自動化・ルール化)を作る方が長期的に得です。

Q6. ヒロさんはコロナショックの時、どう感じていましたか?

A. 正直、評価額が一時マイナス20万円くらいになって「やめようかな」と本気で思いました。ただ事前に決めていた 『含み損は見ても、設定はいじらない』 という自分ルールがあったので、何もせず放置しました。結果としてその後の反発で含み益に戻り、あの判断が今の資産1,000万円超につながっています。

Q7. 暴落が怖くて新NISAを始められません。どうすれば?

A. 「怖い」と感じる人ほど、ドルコスト平均法(毎月一定額の積立)が向いています。一括投資ではなく毎月3万円といった少額から始めれば、相場が下がっても買付コストが平準化されます。怖いまま始められないのが一番もったいない選択です。

10. まとめ:耐えると決めた人だけが、複利を手に入れる

この記事のまとめ

  • 過去30年の最大下落率は リーマン-57% / ITバブル-49% / コロナ-34%
  • どの暴落も 最終的に高値を更新(回復期間は5ヶ月〜7年)
  • 暴落時に 積立継続した人 vs 売却した人で約290万円の機会損失
  • 狼狽売りの最大の敵は「自分の感情」、対策は 事前のルール化
  • 行動ルール3つ:評価額は週1回 / 設定は触らない / やってもいいことを1つ
  • ヒロの対策:クレカ積立で自動化・行動は紙に書く・生活防衛資金は別口座
  • 同じ目標の仲間を持つことが 暴落耐性を高める最強のメンタルケア
  • 「耐える」と決めて始めるか、「耐えられないから始めない」を選ぶかは事前に決めておく
ヒロ

暴落は「来るかも」ではなく「いつか必ず来る」もの。
でも来ると分かっていれば、対策は事前に組める。
今日この記事を読んだあなたは、もう半分耐性ができてるよ。

新NISAは20年・30年と続ける制度です。その間に リーマン級が1〜2回、コロナ級なら数回 来るのが普通だと思っておきましょう。事前にルールを決め、自動化し、仲間を持つ。この3点セットがあれば、過去30年の暴落はすべて「結果的に積立を続けた人の勝ち」で終わっています。

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【免責事項】 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。記載のシミュレーション・リターン数値はすべて過去データに基づく概算値であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。本記事中の数値は、S&P Dow Jones Indices、Bloomberg、Morningstar、楽天証券、SBI証券などの公開データを基にヒロブログで整理したものです(2026年5月時点)。税制・制度内容は今後変更される可能性があります。

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31歳・地方公務員・独身・実家暮らし。給料だけで資産1,000万円超を達成。SBI証券で新NISA満額活用中。「副業なし・節約と投資だけで資産は増やせる」を発信中。